専修大学は、1880年(明治13年)に若き創立者である相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人によって創立されました。幕末の動乱を生き抜いた4人の創立者は、明治維新後、米国の大学に留学し、強靭な精神力を持って約8年の勉学に励みました。海外から黎明期にあった日本の国の形を考え、日本の発展のために、修得した最新の知見を社会に還元しようとした彼らは、高等教育によって社会の屋台骨を支える有為な人材を育成するという「熱き思い」を抱いたのです。そして帰国後、日本語により経済学や法律学を教授するために、本学の前身である「専修学校」を創立しました。 維新後の変革の時期にあって、専門教育により近代日本の人的基盤を整備しようとした創立者たちの熱き思いは、今日、専修大学の21世紀ビジョン「社会知性の開発」として継承されています。「社会知性」とは、専門的な知識・技術とそれに基づく思考方法を核としながらも、深い人間理解と倫理観を持ち、地球的視野から独創的な発想によって、主体的に社会の諸課題に取り組んでいける能力です。「学生を基本に据えた大学づくり」を念頭に、正課教育の充実だけでなく、学生支援のための奨学生制度を整備するとともに、キャリア形成や就職、留学、資格取得の支援など、各種プログラムを実施し、社会の屋台骨を支える有為な人材の育成に努めています。
住所 | 神田キャンパス 〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8 |
---|---|
ホームページ | http://www.senshu-u.ac.jp |